お客様各位
2014年12月5日
株式会社ケイ・オプティコム
ケイ・オプティコム第5回番組審議会を開催しました。
出席委員と当社出席者、ならびに主なご発言は以下のとおりです。
【開催日時】
平成26年11月12日(水) 11:00〜12:00
【出席者】(敬称略)
<委員6名>
礪波 譲、山下 和彦、西川 明裕、森脇 肇、橋田 茂、向山 良子
<局側6名>
代表取締役副社長 山崎 幸郎、コンシューマ事業推進本部 サービスマネジメントグループ グループマネージャー 西田 政幸、番組制作チーム チームマネージャー 田中 一啓、番組制作チーム マネージャー 中西 智彦、番組制作チーム マネージャー 安部 年晃、番組制作チーム 本村 幸子
【審議内容】
- 議題
- (1)放送法第6条5項の規定に基づく報告
- (2)自主放送における特別番組の制作・放送について
- (3)自主放送におけるレギュラー番組の改編について
- 報告
- (1)eo光テレビの加入状況について
- (2)放送サービスエリアの拡大について
【議事録】(○…委員 ■…局側)
【前回質問への回答】
- 1. 旬KAN+におけるターゲティングの明瞭化についての検討
■田中TM:現状1ランク上をテーマとし、様々なジャンルを扱う情報番組として展開しており、現状は女性主婦層向けにターゲティングしている。6月に実施した視聴調査の時点ではそこまで良い結果ではなかったため、プロデューサーとも話をしており、内容精査などに努めていく。
- 2. eo光チャンネル自体のPR、認知力の向上
■:ホームページのリニューアルやガイド誌コミチャン箇所拡大など当社発行物の見直しのほか、新規ユーザ向けの資料へのチラシ同封による認知拡大に努めている。また、大阪マラソンやeo Music Try のニュースリリースを行い、他媒体への情報提供も行っている。
- 3. 社会的に話題性の高いキーワード(健康・医療・美容)へのアプローチ方法
■:大阪マラソン2014では「TEAM D」起用によりダイエットや健康に関するトピックスを扱った。結果として目標の42.195kgは達成できなかったものの30kgの減量を達成した。
【今回審議内容】
- ○:「ウォーキンGood」が11月も放送されているが番組を終了したのではなかったか。
地元でも健康目的でのウォーキングが流行している。良番組と思っていたので終了は惜しい。 - ■:番組更新自体は終了したが、現在は再放送をしている。
- ○:「得ネタ学園ハンター」は地域を巻き込むことができる。情報提供もするので是非各地の学校を取り上げて欲しい。
- ■:残念ながら視聴率が連続して芳しくなく、12月に終了を予定している。
- ○:「得ネタ学園ハンター」はそんなに人気がなかったということか。
- ■:取材申し込みなどはあったが視聴率は良くない結果となった。
- ○:「大阪マラソン2014 7.5時間生中継」の視聴実績は。今後も生中継を続けていこうと考えているのか。
- ■:今回はまだ結果が出ていないが日記式調査で調査中。なお、前回の日記式では8%程度の結果であった。他番組がリピートの積み上げで10%程度である事を考えると、一日一回のみの生中継での8%は効果があったと考えている。
- ○:放送局全体を通して言えることであるが、従来の収入だけでは厳しい時代に来ている。今までの番組制作実績を活かし、プロダクションとして番組を販売する力をつけていくべきである。大阪マラソン生中継の他局への番組販売を検討してはどうか。地方局などでニーズがあると考えられる。視聴率が取れそうなイベントを主催し、番組を制作しても良い。
- ■:大阪マラソンは協賛しているため放送権を得ている。協賛中は実施したい。
番組販売についてはそのような観点についても検討する。 - ○:「2014関西学生アメリカンフットボールリーグ ケイ・オプティコム FLASHBOWL SERIES 録画中継」に関する番組を興味深く見た。マラソン・アメフト以外にもスポーツのイベント的な番組を行う予定はあるか。
- ■:大阪マラソンおよびFLASHBOWLについては当社が協賛を行っており、その認知拡大の観点からも放送を行っている。他スポーツについては放送権や費用の問題もあるため中々難しい状況である。
- ○:コミュニティーチャンネルにおける地域の盛り上げと視聴率の兼ね合いは難しい問題であるとは思う。
関西電力を母体とする企業で始まったサービスでもあり、放送指針についても何らかの関西電力としての理念があったと思うが、今はどのようになっているのか。 - ■:理念そのものについては受け継いでいるが、現在は完全にケイ・オプティコムが放送内容などを決めており、関西電力側から特別に指導が入っている等と言う事はない。
- ○:「得ネタ学園ハンター」の視聴率が良くなかったとのことであったが、これは「見た人がその後取材内容に参加していくことができない」ため、興味を持ってもらうことが難しいのではないか。
- ■:視聴率だけを追求している訳ではなく、放送を通じた地域の盛り上げに貢献していきたい意思は強く持っているが、「得ネタ学園ハンター」については他番組と比べても視聴率が厳しく、向上が望めなかったためにやむなく終了したものである。
- ■:テーマの問題もあるかもしれないが、放送内容についても視聴者の興味を引く作りができていなかったのではないかと思う。検討する。
- ○:幼い動物の番組を視聴したいと前から思っている。フィラーではなく、番組として尺があるものの方が良い。目が安まって没入できるものを取り扱ってほしい。
- ■:検討する。
- ○:ランナーズ・アイについて今回の大阪マラソンで初めて知った。また、ランナーズ・アイがeo光と関連していることについては、企業誌を送付されるまで知らなかった。もっと積極的にPRしていくべきではないかと感じる。神戸マラソンなど他マラソン大会での導入を進めてほしい。
- ■:ランナーズ・アイについてはプレスリリースを実施しているほか、当社の大阪マラソン応援用サイト内やFacebook上でも大きく扱うなどしている。認知の拡大には今後も務めていきたい。
なお、今年は当初想定の30倍のアクセスがあり、一時情報が上手く取れないほどの反響があった。他マラソンイベントについては、ご提案をしたことはあるものの、採算が取れないなどの課題を抱えている。 - ○:「体操を決まった時間に流す」と言うような視聴習慣ができるフィラー要素のある番組を作ると視聴者が定着しやすいと思う。
地産地消の食育番組などにも取り組んでほしい。地域番組であるからこそ子育て支援が欲しい。 - ■:関西電力がスポンサーである「キッズ・キッチン」がまさに地産地消番組であると考えている。
- ○:災害時の情報発信はどのように実施しているのか。
- ■:自治体が災害情報を告知し、メディアが広く発信するための「公共情報コモンズ」に今年から参加している。災害時の情報発信体制は今後も取り組みを続けていく。
- ○:大阪マラソンはランナーとして、応援者として「誰でも参加できる」地域密着の内容であり、地域ぐるみで盛り上げていくものであるため、eo光チャンネルにとっては最高のトピックスであると思う。
- ○:ランナーが3万人いるということは応援者はもっといる。非常に魅力的。
- ○:御堂筋には「eo光」の旗が下がっており印象的であった。協賛取組の周知として非常に効果的であると思う。
【次回以降の検討課題】
- 1. 自主制作番組の他局への販売の検討
- 2. 災害時の情報発信体制
- 3. 動物(幼児)の番組の検討
以上