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ケイ・オプティコム第10回番組審議会の開催について

お客さま各位

2017年6月16日
株式会社ケイ・オプティコム

ケイ・オプティコム第10回番組審議会を開催しました。

出席委員と当社出席者、ならびに主なご発言は以下のとおりです。

【開催日時】

平成29年5月23日(火) 11:00〜12:00

【開催場所】

ケイ・オプティコム 大阪本社 16F会議室 (大阪市北区中之島3丁目3-23)

【出席者】(敬称略・順不同)

<委員8名>

礪波譲、山下和彦、森脇 肇、向山良子、黄瀬紀美子、橋田茂、山崎整、藤本高仝

<局側6名>

コンシューマ事業推進副本部長 前田孝浩、

コンシューマ事業推進本部 サービスマネジメントグループ グループマネージャー 西田 政幸、

番組制作チーム チームマネージャー 田中 一啓、番組制作チーム マネージャー 中西 智彦、

番組制作チームマネージャー 安部年晃、

番組制作チーム 高妻 崇博

■審議内容

【議題】
(1)放送法第6条5項の規定に基づく報告
(2)コミュニティーチャンネルにおける特別番組の制作・放送について
(3)コミュニティーチャンネルにおけるレギュラー番組の改編について
(4)eo光テレビチャンネルラインアップ等について
【報告】
(1)eo光テレビの加入状況について
(2)放送サービスエリアの拡大について

【議事録】(○…委員 ■…局側)

【今回審議内容】

議題1.

今回、放送法第9条に該当する事象は発生しなかった。

議題2.

前回の番組審議会(平成28年11月8日)以降、「eo光チャンネル」の特別番組の制作・放送の紹介。

議題3.

前回の番組審議会(平成28年11月8日)以降の新番組の制作・放送の紹介。

【新番組】

◆レギュラー番組の改編について
「伊尾家の休日 (平成29年4月〜)」
社内サービスの紹介番組を伊尾家の休日としてリニューアルを実施した。

【終了番組】

週刊!ピカピカ通信 (平成29年3月末)
伊尾家の休日へ番組をリニューアルしたことから、本番組は終了した。

議題4.

◆CSチャンネルのラインナップについて
eo光テレビチャンネルラインアップ等について
DHCシアターカルチャー&エンターテインメント(有料オプションチャンネル262ch)
は2017年3月31日に放送終了した。

報告1.

eo光テレビの加入状況についてご説明。

報告2.

サービスエリアについては、2017年1月に滋賀県高島市の一部(旧 朽木村)がエリア拡大した。

報告3.

前回のご報告ご指摘のあった、本年度11月に実施した日記式視聴率調査の世帯視聴率(のべ視聴率)を紹介。

【その他】

○:視聴調査において、視聴者の希望される情報や視聴したい番組などの情報は収集できているのか?
■:テレビの一般的なジャンルである、ドラマ、映画、音楽、スポーツ中継などのジャンルを並べフリーアンサーではなく、見たいものに印を付けていただく方式で聴取している。ただ、メジャーなプロスポーツや音楽、ドラマ、映画が上位になり、編成は苦慮しているのが実態である。
○:末成由美さんの料理番組はレシピがありニーズが多いと思われる。地域情報などは地上波のニュースなどで視聴できる情報ではなく、もっとマニアックな他社に無い様な情報を選別して紹介する取り組みが必要ではと思う。そのようなニーズ聴取も実施すべきと思う。
○:放送回数が多ければ視聴率が高いのはわかるが、放送時間帯との関係はあるのか。
■:本日お配りしている表では見てとれないが、別途集計している。どの時間にどの番組を視聴頂いたかデータは全て取れている。その中で、一般的にゴールデンタイムと言われる時間帯は地上波でも数字は高いが、eo光チャンネルでも同じ傾向となっている。末成由美のおいしおまっせ!に関しては11時30分に放送している回が一番視聴率が高い。この事から、お昼前は主婦の方々に人気が高いと思われる。
○:やはり民放さんと同じ傾向ということか。
■:そうである。例えばゲツ→キンという生放送番組は16時30分から放送しているが、みなさん夕食の準備をしたり食材の買い物に出かけている時間帯なので、数字を稼ぐのには難しい時間帯であると実感している。
○:民放でも16時〜18時ぐらいまではローカルチックな情報番組を放送している。
■:民放も同様の傾向であると思われる。
○:視聴率調査のデータで男女は半々だが、20代と50代が人数で倍ぐらい違うのは、あえてそのようにしているのか。
■:20代はサンプルが集まりにくい世代で人数が半分になっているが、各年代の比率は按分し、同比率に割り戻して計算している。
○:エリア拡大について、近畿圏以外への拡大は検討していないのか。
■:弊社の通信事業の業務区域が近畿2府4県と福井県の一部となっている。なお、テレビについては近畿2府4県がエリアとなっており、福井県の一部テレビについては現在要請があり検討しているところである。
○:エリアを広げようとすると許可が必要なのか。
■:弊社の通信部分に許可されているサービス提供エリアは関西圏+福井となっており、一部法人サービスのみ、関西圏以外でサービス提供出来るようになっている。
○:日記式視聴率調査は興味深い。ただ、アンケートを取って見えてきたものに対して改革改善の案を出していくべき。また、通信サービスに関する競合他社はNTT Docomoやソフトバンクとのことだが、あちらはコマーシャルが上手い。惹きつけられる。eo光でも競合他社と違うインパクトの強いCMを実施してはどうか。
■:視聴調査の結果は各プロデューサーにフィードバックし、番組の内容に加え編成についても定例会議をもって検討している。なお、確かにメガキャリアのCMはインパクトが強いと思う。
○:プレミアムクラブというサービスを始めたとの事だが、私もいろいろな所に電話する事が多く、自動音声案内はすごく不親切に感じる。これがプレミアムクラブは全てオペレータが対応するという事で、これを徹底的にPRすればファンが増えると思う。また今は何でも便利快適で、全て自動化となっているが、こうした他社との差別化を徹底的に活かしてはどうかと思う。
○:ケーブルテレビの強みとして、コミュニティの強化をして欲しい。 たとえば、私は4月から地域の自治連合会の副会長に就任した。この活動を通じて、行政に頼らないで町の活性化を図って行こうと活動し、また、全国大でも課題だと感じている。そこで、現在は色々な情報を取るように努力しているが、コミニティーチャンネルでは、他社でやっていない事を意識し、わが街を自分たちで作っていこう、という人たちに向けた強いメッセージを発信して欲しい。
○:私達もNPO法人で行政に頼らない、自分たちの街つくりを行っている。先日、垂水区で行われたイベントでは他ケーブル局が全て追っかけて取材し放送した。自分たちが映ると思うと関心を持って振り向いてくれる状況を見て、そういった地域密着はとても大事なことだと感じている。
■:ゲツ→キンという平日夕方の帯番組でmineo中継というコーナーがあり、各種イベントの紹介を行っている。夕方限定になってしまうが、情報をいただければぜひ中継の検討をさせていただきたい。
■:先ほど編成の話しがあったが、現在は番組をより良くするために、編成会議や、番組の内容を見直す内容調整会議など、必要な改変に取り組み始めている。また、CMに関してはインパクトのある内容に変えていくのは難しいところもあるが、我々もネット、電話、テレビ以外に電気やmineoなどのサービスなども提供しており、メガキャリアと同じような業態となってきている。つまり、メガキャリアも光のサービスをやりだしてお、今まで家電量販店で当社に入って頂けていたお客様が、その前に携帯電話ショップで先に勧誘されてしまうなど商売の仕方も変わってきている。CMに関してはインパクトも良いかも知れないが、eoブランドを「暮らしあと押し」と言うフレーズで身近に感じていただくようなCMの打ち出し、お客様に認知していただいて、更にeoが身近で便利なものだと感じていただくよう考えている。
○:例えば今から10年後、少子高齢化の中で、どういう人がどういう思いでテレビを見ているのかを考えると、もっとメッセージ性の高いものを発信していくなど、競合他社とは違うコミュニティを強く出したものを提供してく事が大事だと思う。
■:我々のお客様のメインの世代は30代〜40代である。またeoで提供している各種サービスを組み合わせるとそれなりに高額になることもあり、若い世代と繋がりを保つのが非常に難しい。
○:4K番組についてeo光チャンネルも力を入れていると思うが、今4Kテレビがどのくらい普及しているかご存知か。
■:ディスプレイということでの4Kは1割以上あるかもわからないが、4K放送が見られるということではかなり低いと思われる。
○:インターネットの情報によると4Kテレビは昨年末で216万台出荷されているようである。
○:eo光チャンネルでは、4Kは見られないのと思うが、eoオンデマンドのチューナーがあり、4Kテレビがあれば、4K番組がそのまま見られるということか。
■:そうである。ただチューナーをインターネットに接続する必要がある。
○:世の中の流れでは2020年の東京オリンピックを目指して4Kテレビの普及が図られるように感じるが、まだ火は付いていないのか。
■:BSで放送は始まっているが、各社とも映像資産を貯めている状況で、撮影などのノウハウなど蓄積し来るべき本放送に向けて準備をしている状態。我々もeoオンデマンドで4K放送が始まった所でまだ機材も揃っておらず、カメラ等の機材も借りて制作している状態。しばらくは4Kテレビはあっても見るものが無い状態である。
■:4Kのチューナーや方式も定まっていない。
○:NHKは8Kも出してきているが。8Kテレビ、8Kモニターで4Kは見られるのか。
■:信号の方式が全く違うので見られないと思われる。また、2020年の東京オリンピックでやっとNHKが実験出来る状況であるため、8Kについてはまだまだではないか。
■:他ケーブル局が取り組もうとしているが、我々も伝送路を含めて検討している所である。
○:オリンピックを意識して4Kに取り組み、宣伝として活かしてはどうか。
■:オリンピックを素材としたような企画は出来ていない。オリンピックは言葉自体もなかなか使えないぐらい権利関係が厳しい。ただ、オリンピックの時期にどれくらい4Kが普及しているかなど、世の中の流れはキャッチアップしていかないといけないと認識している。
■:リオでは他ケーブル局でも放送したようだが、相当な費用が必要だったと聞いている。東京オリンピックでも、私ども関西のローカル局では出来ることは少ないと思う。ただ、関西で開かれるスポーツ祭典については、コラボしていきたいと思っている。東アジア大会が実施された時には各競技場に光ケーブルを引っ張って、映像伝送を弊社で担った事があったが、今後もそういった事があれば映像関係も合わせて実施していけたらと考えている。
○:東京オリンピックはeo光では無理矢理に関与しなくても良いと考えている。世間がワールドワイドで華やかなものに飛びつくのは致し方無いとしても、eoの特性からするとそこまで費用やマンパワーを費やしてやるべきでない。そこは他局にまかせ、持っているメディアの地域特性と、大事なことは我が社の色合いのものであるかの判断である。そのあたりを模索しながらやっていかないといけない。「eo光チャンネルとして取り上げるべきテーマは何か」難しい問題もあるが、恐竜ブームが今きている。丹波地方や福井県の大野が熱い。丹波地方は食べ物が美味い。また、福井県の小芋は粘りが全然違う。そう考えると恐竜は美食家ではないか。淡路島の三原が玉ねぎの名産地であるが、大阪湾が出来る前は陸続きで同じ地域で土が同じで有ったと考えられる。よって土が重要で土との関係を紐解いて番組作りをしてみてはどうか。同じことをやっても同じ結果しか出ない。よって、捨てるものは捨てる。
○:近畿川紀行の次は近畿「土」紀行はどうか。色んな地域の土を紹介してみてはどうか。
○:最近、原田伸郎さんがNHKの番組に出演されていた。これはeo光チャンネルでも評価が高いから、それでNHKでも出演されているのかと感じた。
○:関西は職人技というか「技術が世界的に有名な事が多い」。それを取り上げている「技術立国 日本!」が好きで見ている。先日は畳を取り上げて、各家の部屋に合わせてサイズが違うなど初めて知り、柔道用など違う企業とコラボして製品化しているなど面白くて見ていたら、大学生の甥っ子たちが興味を持って視聴し始めた。そういった技術的に誇れる物を若い人にも知ってもらいたい。関西ならではの誇れる物をもっと知ってもらい、発掘するなどの視点で番組を作ってもらえたらと思う。
■:「技術立国 日本!」は視聴率的にはそんなに高くないが、数値も安定した番組であり、企業や職人さんの協力あっての番組だが、今後も続けていきたいと思っている。
■:職人に関しては、以前放送していたニュースKの中で「関西の匠」というコーナーがあり、伝統工芸など技術を持った職人さんを取り上げるという内容で3年ほど放送していた。ニュースKは終了したが、人気があって「関西の匠」のコーナーだけ再放送していたが、機会があれば、再度取り上げたり出来ると思うので検討してきたい。
○:地域性などを考えるとやって欲しい番組である。「関西日本一」という番組があったら面白い。例を上げると「日本一低い分水嶺」というのが丹波市にあるが、大変面白い。このような関西・何でも日本一のような番組があれば興味深い。
○:奈良県で世界的な細い針金が作れる技術があったが、それを紹介する事で奈良県自体の評価も上がった。このように関西で探せば色々な世界的な技術が出てくると思う。
■:本日いただいた貴重なご意見を踏まえ、番組の制作・編成を検討してきたい。

以上

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