大阪市立総合医療センター 様
導入サービス:インターネットハイグレード・IPフォン

不感地帯ゼロ
安定した高品質通信を実現
医療を支え、コスト削減も叶えた『IPフォン』
人の命を預かる医療現場。
そこでは、一刻を争う緊急事態に備えるため、医師など医療スタッフと常時連絡が取れる通信システムの構築が必須となっている。
そうした中、大阪市の医療の中核を担う「大阪市立総合医療センター」では、従来のPHSシステムに変え、コストパフォーマンスに優れた「IPフォン」を導入。
その高い信頼性・安定性で、現代の高度先進医療を支えている。
サービス導入レポート
- 医療現場ならではの厳しい要求にも応えたIPフォン
大阪市における医療の中核施設として、高度先進医療・救命救急医療を提供している「大阪市立総合医療センター」。約5年前、さまざまな緊急事態により迅速に対応できるようにと、アステル関西のPHSサービス(2000年にケイ・オプティコムが譲渡を受けて運営)を導入。医師をはじめとする医療スタッフと常時連絡が取れる通信環境を整えていた。しかし、2004年9月末をもって活用されていたPHSサービスが終了することになり、新たな通信システムの再構築に迫られた。
「通信システムは、私どもの高度先進医療を支える重要なツールの一つ。人命に関わるだけに、当然のことながら、新たに採用する通信システムに対する要求は非常に厳しいものになりました」と語るのは、大阪市立総合医療センターの伊達岡氏。
そのポイントとは、何よりも医療機器への影響がないこと。外部とも敷地内のあらゆる箇所で通信可能、かつ途中で通話が途切れることのない品質の安定した通信が確保できること。さらには、医師など利用者が操作に戸惑うとトラブルの引き金となる恐れがあることから、運用を大きく変化させることなく対応が可能なこと、などであった。
これらの課題を一つひとつクリアしていったのが、ケイ・オプティコムの提案した、現行のPHS設備を一部有効活用した『IPフォン』だった。 - 既存システムを最大限に活用し安定した通信を低コストで実現
「そもそもPHSを導入していただいた際に、弊社では端末を医療機器に直接接触させて影響の有無を調査。アンテナも100カ所以上設置し、不感地帯ゼロを実現し、500項目にも上るテストを実施。安定した通信を確保していました。しかも、今回のお話があった約1年前には、弊社の光ファイバーインターネット網とも接続していただいており、IP化に移行しやすい環境が整っていました」と当時を振り返るのは、ケイ・オプティコム通信サービス事業本部の田舞憲二。その話を受け伊達岡氏は、「従来のPHSの機能、長所をそのままに、端末や設備といった既存の通信インフラも有効活用できる。つまり、内線も外線も従来と通信品質に差がなく、初期投資もランニングコストも抑えられるということですから、デメリットが見当たらない。
それで「IPフォン」の採用に踏み切ったわけです。もちろん、導入に当たっては、私どものさ私どものさまざまな要望にきめ細かくかつ柔軟に対応していただき、非常に感謝しています」と語る。
なかでも、新システムへの切り替え時には、500台以上もの端末の再設定が必要となるが、田舞は、医療従事者の手を止めずに切替作業することを作業スタッフに強く指示。端末使用者に作業スタッフがほぼマンツーマンで付く万全の態勢を敷き、医療を一瞬たりとも停めることなく全台数の切り替えを行った。「コストを抑制するといった観点からも、使える設備機器は使える限り使いたい。そうした点からも、今回のPHSからのIPフォン化は非常にうまくいったのではないかと思う。通信の維持管理費も当初の予測通りに抑えられ、本当にありがたい。外線通話もストレスなくできるし、通話品質が良くなったとの声もあるほどだ」と伊達岡氏。将来的には、現在の固定電話をIP化することも視野に入れていると言葉を続けた。
人命を預かる医療現場で、医療従事者たちを繋ぐケイ・オプティコムの『IPフォン』。その高い信頼性・安定性で、高度先進医療を今後も力強く支えていく。
- ご提案「コードレス端末発着信のIP電話利用」
ご利用形態[院内]
(1)固定電話によるNTT網経由の発着信
(2)コードレス端末によるIP網経由の発着信
(3)固定電話間、コードレス端末間、固定電話・コードレス端末間の内線

- ネットワーク構成
特 長
・外線発信は、IP電話(050番での発信)、事業所内内線はPBXの機能にて実現
・既存情報系ネットワークのセキュリティ設定に変更なし

お客様プロフィール
大阪市立総合医療センター

大阪市立総合医療センター:
大阪市都島区都島本通2-13-22
TEL. 06-6929-1221
URL: http://www.city.osaka.jp/kenkoufukushi/ocgh/
1993年、大阪市制100周年記念事業の一貫として、5つの市立病院を統廃合して設立された「大阪市立総合医療センター」。文字通り、大阪市の医療の中核を担う急性期・高機能病院である。救命救急センターを有し、診療科は42科、病床数1063床。高度先進医療・救急医療を提供し、市民の多様な医療ニーズに応えている。また、日本医療機能評価機構認定病院であり、診療科の治癒率においても、常に全国ランキングの上位に入っている。

IPフォンのコードレス端末を携帯・使用しているのは、約300名の全医師に加え、看護師長をはじめとする各部署の主要スタッフ、及び服薬指導やリハビリ指導などのために常に院内を移動して医療業務に従事しているスタッフ。
端末の総数は500台を越える。院内の連絡用に使用するのはもちろん、他病院からの患者搬送など、外部との緊急連絡にも活用されている。



