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プレスリリース

News Release

ハイビジョン映像のインターネット配信実証実験開始について
〜光ファイバーを活用した日本初のインターネット上でのハイビジョン映像配信実証実験〜

2004年11月29日
株式会社ケイ・オプティコム
富士ソフトABC株式会社

 株式会社ケイ・オプティコム(取締役社長 田邉忠夫/本社 大阪市北区)と富士ソフトABC株式会社(東証一部 9749 代表取締役社長 野澤宏/本社 横浜市中区)は、このたび共同で、日本で初めて、インターネット上でハイビジョン品質の映像を配信する実証実験を行うこととし、明日からモニターの募集を開始いたします。

 これは、「H.264方式」※1という新しい映像圧縮技術とブロードバンド同時配信技術を活用することにより、現在の主流圧縮技術であるMPEG2と比べて約4倍の圧縮・伝送率を実現し、低ビット(500kbps)で高画質・大画面・大規模配信を可能にする、富士ソフトABCの独自メディア配信システム※2と、ケイ・オプティコムの独自光ファイバーネットワークを活用し、ADSLではお楽しみいただけないコンテンツをFTTHの高速性を生かすことにより実現するものです。

 今回の実験では、この500kbpsで鮮明な映像配信をできる技術をベースに配信帯域を広げ、インターネット上でハイビジョン品質の映像を4Mbps〜12Mbpsで配信いたします。実験は今年12月と来年3月の2度に分けて、ケイ・オプティコムの戸建向けFTTHサービス「eoホームファイバー」のお客様を対象にモニターを募り、約1ヶ月程度で100名ずつの実証実験を行う予定です。なお、本実証実験のデータ分析、モニターサポート等については、関西電力グループの関電システムソリューションズ株式会社(代表取締役 北本浩之/本社 兵庫県西宮市)が行います。

 今後は、今回の実証実験による検証を行った上で、関西電力グループの取り組みとして、インターネット上でのハイビジョン映像配信という画期的な技術をサービス化するよう取り組んでまいりたいと考えております。


※1)H.264方式は、次世代携帯電話の映像、ハイビジョンDVD、地上波デジタルモバイル放送などの動画圧縮技術として開発がすすめられている世界標準の動画像符号化技術です。

※2)H.264方式でブロードバンド同時配信技術を提供する株式会社サンストリームのストリーミング配信方式を採用し、配信システムのメディアサーバーには、富士ソフトABCが独自に開発した専用サーバー(FS3150Vシリーズ)に、富士ソフトABC独自のOS(FSLinux)を組み込んでおります。

以 上

別紙1:各社の概要
別紙2:「ハイビジョン映像のインターネット配信実証実験」概要図

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