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社長メッセージ チャレンジする社風 ~夢を実現するために~

過去と未来の挑戦

当社は、創業以来、関西の通信事業者として地域に密着した個人向け・法人向けの情報通信サービスを提供してまいりました。それが今日では、関西での情報通信事業に限らず、携帯電話事業、エネルギー事業を展開し、今後は法人・自治体向けのシステム開発・インフラ構築などのお客さまのビジネスを改革するソリューション提供も展開していきます。このようなチャレンジ精神の源はどこからやってくるのでしょうか。これまで、私たちが積み重ねてきた挑戦を紐解き、今後も進化を続けるオプテージをご紹介いたします。

創業当時、光ファイバーを使った高速インターネットサービスは一般家庭で利用するためには高額な利用料が必要となり、お客さまにとって簡単に手を出せるサービスではありませんでした。そこで業界が騒然となるような大胆な値下げを行い、全国の通信事業者に挑戦状を叩きつけました。もちろん、弊社にとってリスクはありましたが、低価格で高品質というサービスであれば、必ずお客さまが選んでくださるという自信はありました。今では、関西で160万件を超えるお客さまにeo光サービスをご利用いただき、関西に根付いた事業を展開しています。

また、更なる飛躍を目指して2014年、全国向けサービスであるMVNO事業「mineo(マイネオ)」の提供を開始しました。au回線、ドコモ回線、SB回線を自由に選べる、業界初となるトリプルキャリアMVNOの導入や、すべてのmineoユーザー同士でパケットをシェアできるフリータンクサービスなど、業界の常識を覆すサービスや機能を提供し続け、現時点では110万件を超えるお客さまにご利用いただいています。またmineoでは、“Fun with Fans”というブランドステートメントを掲げ、お客さまと共にサービスを創り上げていく共創(きょうそう)という取り組みを実施しています。その一環として、ユーザー同士やユーザーと開発者が繋がることができるコミュニティサイト「マイネ王」を立ち上げ、実際に新しいアイデアが日々生まれています。このmineoを全国に向けてプロモーションしたことをきっかけに、関西圏以外の皆さんに弊社を知っていただくきっかけともなりました。

そして今、当社は新たなステージへ進もうとしています。通信業界の技術革新は日々進み、クラウド、IoTをはじめとする情報と通信を融合したサービスが一般化しつつあることから、「情報」と「通信」を切り離してサービスを提供していく体制では、競争に勝ち抜くことは難しくなってきています。

そこで、情報と通信が一体になった新たなソリューションサービスをより迅速に提供するため、2019年4月1日、関電システムソリューションズが保有していた「情報通信インフラ基盤」や企業・自治体向けの「情報システム開発機能」を当社に統合し、社名も「ケイ・オプティコム」から「オプテージ」に改めました。これにより、両者が培った技術、顧客基盤を生かし、お客さまの期待を超える「次のサービス」、「次のステージ」へ挑戦していきます。近い将来、皆さまの日常を変える新しいサービスが生み出されることを期待していてください。

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チャレンジは自由で風通しの良い職場づくりから

このように市場環境が急速に進展する中で、当社は常に挑戦し続けてきましたが、オプテージが進化を続ける秘訣の裏側には自由な発想・発言を大切にし、若手社員の意見を取り入れる社風が大きく関係しているように思います。
例えば、社内では事業別にさまざまな会議があり私自身も出席していますが、入社間もない若手社員がプレゼンをし、役員層からの質問に答えるということも弊社では珍しくありません。社長室へ資料の説明に直接来る若手社員もたくさんおり、私も歓迎しています。
オプテージでは年齢や経験に限らず、「お客さまのために何が最善か」という軸を基に、多方面から飛び交う意見を大切にしています。それが会社全体の飛躍や風通しの良い社風につながっていると思います。
とは言え、学生の皆さんが社会人となってすぐに、自由な発想をめぐらせることは難しいでしょう。そのため、学生時代には専攻分野以外にも幅広い興味を持って経験値を高めることが重要だと思います。
日頃から社会情勢に目を向け、本や新聞、ニュースなどを通して、常に社会・業界の動きを把握する意識を持つこと、またそこから自分なりの考え、意見を持つことを心掛けていただければと思います。
私にとって、また社員にとって、オプテージとは夢を実現する場であります。近い将来、皆さんと共にオプテージでチャレンジし、『セカイをもっと新しく』を実現できることを楽しみにしています。

代表取締役社長荒木 誠