TOPVOICE > 座談会 自治体情報セキュリティクラウド編

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自治体情報セキュリティクラウド編

全国の都道府県においてマイナンバーの活用を目前に不正アクセスなどのサイバーテロから防ぐ自治体情報セキュリティクラウドの構築を総務省が推奨。都道府県単位でのセキュリティ対策の強化が急がれている情勢で、オプテージ初! 営業とSEが一体となった精鋭のプロジェクトチームを編成。見事、大阪府・滋賀県・奈良県の自治体情報セキュリティクラウドを受注できました。
※ 「ユーティリティクラウド」というサービスが2015年10月にスタート。これをベースに、受注に挑んだのが大阪・滋賀・奈良の3府県の入札。

  • 中井 真樹

    技術職として入社後、社内インフラの整備業務を経験後、現所属であるプロジェクトチームのソリューション担当に抜擢。

  • 櫻間 秀彦

    東京支社勤務など、入社以来営業一筋でキャリアを積む。「気軽に相談しやすい部長」として部下からの信頼も厚い。

  • 河本 健

    技術職として入社後、法人・自治体向け営業を経験し、営業担当はわずか3人という精鋭が集まる現プロジェクトチームへ異動。

営業担当と技術担当のキャッチボールで、
お客さまのニーズに対応。

セキュリティクラウドは全国で取り組んでいる案件ですので、いろんな大手メーカーも参入していて、すごく激戦だったと思います。それを乗り越えて受注できたのは営業と技術が組んだチームワークの良さかもしれませんね。

技術サイドは、慣れない提案書の作成で、お客さま(自治体)にわかりやすい言葉へと言い換えるのに苦労しました。100ページを超える提案書を一から作成し、誤字脱字のチェックをするだけでも2~3日かかりましたよ。

いやぁ、営業サイドも必死でした。案件の注目度も金額も大きかったので、営業担当全員で見積作成のために、何度も計算し直しました。担当それぞれの経験と得意な分野を最大限に活かせたと思います。

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お客さまの中で仕様が固まっていない要素が多かったため、営業が要望を根気よく汲んで具体的なカタチにしてくれました。そうしてやりたいことが見えてくると次に「こういう機器が当てはまりますね」と選定するのが私たち技術の役目です。

今回は技術と同じチームなので、どんなにささいなことでも相談しやすく「セキュリティクラウドの案件を取る」という共通目標のもと、チーム内で連携を密にできたことがすごく効果的だったと思います。

そうですね。弊社の長所をアピールして納得してもらうことで、案件を有利に進められるように提案しました。弊社にはこういうメリットがあるとお伝えしたことが、結果として受注につながったと思います。

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連係プレーで関西3自治体から
セキュリティクラウドサービスを受注!

皆さんの努力が実って、本プロジェクトチームが3府県(大阪・滋賀・奈良)受注できました。提案、構築においては、営業サイドがお客さまの要望をかみ砕いて分析し、勝てるストーリーを作成。それに合わせてSEサイド機器を選定し、仕入価格を交渉。運用面では、プロジェクトチームだけではなく、社内の運用部門をはじめとする技術に携わるすべての部門が全面的に協力し、弊社の強みを最大限に活かせる提案書を作成できたことが、今回の大きな勝因ですね。

入札用の提案書を作るにあたっては、機器の選定や検証などに時間が足りなかったというのが本音。もう少し余裕を持って検証できたらという後悔はあるものの、その状況下でも最高の仕様を作ることができたという自負はあります。

競合他社が多かったため、入札する金額をすぐには決められませんでした。だから、駆けずり回って情報を収集し、他社の入札金額を想定しつつ、案件全体の採算を検討するプロセスに一番時間を取られました。その時は精神的にもしんどかったですね。

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二人とも、お疲れさま。今回、「必ず受注する!」という前提でこのプロジェクトチームを組んだので、「取れなかったらどうしよう」「連敗だったらカッコわるいな」といった思いが常に頭によぎっていました(笑)。

取れないと仕事がなくなりますから、そのプレッシャーは強かったですね。3府県受注できたと聞いた瞬間、「やったー!」と喜んだ5秒後くらいに「どうしよう」と不安に(笑)。これから始まる104団体のシステム構築のことを考えると気が遠くなりそうでした。

そう、喜びは一瞬でしたね。全社の関係部署が一丸となって、104団体すべての既存システムをセキュリティクラウドに移行していく作業は2017年4月1日の利用開始に向かってすでに始まっています。正直言って、落札したプロセスより、構築するプロセスの方がしんどいですから。

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上下、部署関係なく風通しのよい
社風・組織風土のもと、大きな仕事に挑む!

大学では画像処理を専攻していたので、入社当時は通信・ネットワークの知識は皆無。でも大学時代の勉強の中で新しい技術を学んで、それを自分のモノにするというところ、またそこから新しいモノをつくり出すというところは、今の業務の中でもあまり変わっていません。

私は技術職で入社しましたが、ずっと営業一筋。大学時代も通信関係の勉強をしていましたが、会社に入ってからの方がよく勉強していますね。営業であっても技術的な知識がゼロでは厳しいので、あらゆる分野に幅広くアンテナを張って、興味を持って覚えていくのはすごく大事なことだと思います。

私の場合、現部署に配属されるまでは社内インフラを整備する部署にいたので今回の案件に取り組むまで、サービスを作るという分野は経験したことがありませんでした。これまでに身に着けた知識で新しくお客さまに提供できるサービスを作り出すというところが自信につながったと思います。

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どの若手社員もサブ的な仕事をやらされているんじゃなく主体的に責任ある仕事をしているというのは、他部署の同期と話していてすごく感じます。私はまだ入社7年目ですが、人生で最も大きな案件と思って取り組みました。

社内には挑戦できる環境が整っているので、若手が提案したものを先輩スペシャリストがフォローしてくれることで、改善策が生まれることも。会社全体がすぐに変われるというところがオプテージの強みですね。もちろん、上司にもすぐに相談しますし、より良いモノを作りだすためにヒートアップすることもあります(笑)。

熱い人間が多いですからね(笑)。弊社は今後さまざまな領域に新たなサービスを展開していくので、こうした社内プロジェクトはどんどん生まれていくはずです。やる気さえあれば、その中で十分自分の力を試すことができます。若手社員と先輩社員がお互い刺激を受けながら一緒に成長できる場所ではないでしょうか。

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