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ケイ・オプティコム第12回番組審議会の開催について

お客さま各位

2018年7月4日
株式会社ケイ・オプティコム

ケイ・オプティコム第12回番組審議会を開催しました。

出席委員と当社出席者、ならびに主なご発言は以下のとおりです。

【開催日時】

平成30年5月22日(火) 11:00〜12:00

【開催場所】

ケイ・オプティコム 京橋本社 4F会議室 (大阪市中央区城見2丁目1番5号)

【出席者】(敬称略・順不同)

<委員9名>

礪波譲、山下和彦、森脇 肇、向山良子、橋田茂、山崎整、藤本高仝、西川明裕、黄瀬紀美子

<局側6名>

コンシューマ事業推進副本部長 前田孝浩、

コンシューマ事業推進本部 サービスマネジメントグループ グループマネージャー 長尾博之、

番組制作チーム チームマネージャー 田中一啓、番組制作チームマネージャー 安部年晃、

番組制作チーム チームマネージャー 中西智彦、

高番組制作チーム 高妻崇博

■審議内容

【議題】
(1)放送法第6条5項の規定に基づく報告
(2)コミュニティーチャンネルにおける特別番組の制作・放送について
(3)コミュニティーチャンネルにおけるレギュラー番組の改編について
(4)eo光テレビチャンネルラインアップ等について
【報告】
(1)eo光テレビの加入状況について
(2)放送サービスエリアの拡大について

【議事録】(○…委員 ■…局側)

【今回審議内容】

議題1.

今回、放送法第9条に該当する事象は発生しなかった。

議題2.

前回の番組審議会(平成29年11月14日)以降、「eo光チャンネル」の特別番組の制作・放送の紹介。

議題3.

前回の番組審議会(平成29年11月14日)以降の新番組の制作・放送の紹介。

【新番組】

◆レギュラー番組の改編について
「六角精児の産地の味覚 (平成30年6月〜)」
絶品野菜や、食通もうなる肉や魚などなど、関西に数多くある特選食材。その美味しさの秘密を、生産者の熱い思いや、食材に惚れ込んだ料理人のこだわりレシピと共に、ナビゲーター・六角精児がお届けする番組。

「クイズ関西検定 (平成30年6月〜)」
関西の歴史・伝統・文化など役に立つ知識やちょっとしたマメ知識を紹介!
おもしろい!楽しい!しっかり学べる!新クイズ番組。

【終了番組】

「関西歴史口伝 (平成30年3月末)」

議題4.

◆CSチャンネルのラインナップについて
eo光テレビチャンネルラインアップ等について
「日テレNEWS24」(2018年4月1日 チャンネル追加)
(CSチャンネル879ch スマートプレミアムコース)

報告1.

eo光テレビの加入状況について別紙資料にてご説明。

報告2.

サービスエリアの拡大について、追加された地域は以下の通り

  • 平成29年10月 兵庫県神崎郡神河町
  • 平成29年10月 兵庫県宍粟市
  • 平成30年 4月 福井県大飯郡高浜町
報告3.

前回のご報告ご指摘のあった、本年度11月に実施した日記式視聴率調査の世帯視聴率(のべ視聴率)を紹介。

【その他】

■:冒頭、前田からお話させていただいたが、番組の中で一般の方に出演いただく数を気にした取り組みを考えている。自分が出ていれば見ると思うし、ファンになっていただけると思う。
また、新たな取組として、eo光スペシャル〜いのち輝くこどもホスピス〜という今まであまり取り上げてこなかったドキュメンタリー番組にもチャレンジしている。
eo光チャンネルでは、事件事故も扱わないため、どうしても街ぶら番組やバラエティー系の番組に走りがちではあったが、こういった番組を作り始めている。
このような新たな取り組みなどについてもご意見頂戴したい。
■:eo光テレビスペシャルは、第一弾は花火写真家、第二弾では吉野杉をカンナ1つで、特殊な工芸品の作り方をされる方をとりあげたドキュメンタリーだが、6ヶ月ほど時間を掛けて取材を行い丁寧に作りこんだ。
今までは、街ぶらなどの楽しい、軽い方向に走ってしまう傾向にあったが、それはそれで必要な事ではあるが、もう一つ地域のテレビ局ならではのテーマを作るということで、新しい挑戦をしているところである。
○:こういうシリアスな話の取材対象を探してくるのは誰がしているのか。
■:通常の局であれば、リサーチャーなどの担当が専任で居ると思うが、我々はそれ専門の人間を配置する余裕が無く、制作会社に企画案を募集し、社内会議になどで検討し決めている。
○:一般の放送局だと、ニュースの班や取材を専門にするチームがあり、現場に行き、見て吟味した上で選べると思うが、普通の方は知らないものを探してくるのは大変ではないか。
■:番組の担当者は地上波局とつながりのある制作会社ともつながりがあり、専門のリサーチャーが自社に居なくてもそれなりに情報が取れることはある。
○:在阪キー局がやっていない隙間を狙うのは大変ではないか。
■:逆にキー局ではやっていないネタの提案を受ける事はある。
○:「産地の味覚」のほうれん草はどこからの話か?農協などからのアピールなのか?
■:産地の味覚を制作している制作会社からの提案である。
○:われわれ行政に居る人間に声を掛けて貰えれば、喜んでネタを出すと思う。
■:本来は各行政とパイプを作り情報をいただけるのが理想だが、なかなか作るのが難しい。
○:先ほど吉野杉の話が有ったが、大阪、京都、奈良には伝統的な工芸品や産業などがある。それを引き継ぐ意味でも、そういったものを題材にした番組を制作すれば貢献できるのでないか。
○:各都道府県庁に問い合わせてみたらそういうデータは出てくる。
都道府県単位でパイプを作ったら情報は取れる。
■:検討していきたい。
○:六角精児の番組は良かった。
○:視点は変わるが、次にどうしようかという事だが、経営者視点で感じるのは、まず、eo光の理想とするところはどこなのかがわからない。
他社との差別化として、“ウチはこうなんですよ”という所が有るのか無いのか。
何か始めるときは、まずビジョンがあって、それに対してマーケティングなどを行うが、そう感じる所が見えない。
例えば、日記式の視聴率調査で50代の女性が圧倒的に視聴者として多い。
視聴率を上げて更にファンを増やすという視点では、全くの新規の開拓をする事も重要だが、それよりも既存のファンに徹底的にスポットをあてて行うのが効率的に視聴率を上げる1つの方法だ。
ただ、視聴率だけで無く、会社として目指すところ、視聴率は低いが社会的にウチはこれをやっていきたい。というような強い思いがあるのかどうか。これも重要で、両方必要だと思う。
私は滋賀県の堅田に住み、自治連合会という街づくりの役員をしている。これから堅田をどうしていくか。高齢化社会が進み、行政にも頼れない。一人暮らしが増えていき、気が付かない内に孤独死が起きている。そういう中で、昨年は「日本一健康長寿の町堅田」というテーマを上げて取り組んできた。まず、これはやりたい!というテーマを掲げる事が重要であるが、eo光チャンネルではそのようなテーマを感じにくい。
■:まさに仰るとおりで、ケーブルテレビのコミニティーチャンネルは通常、市町村単位で運営しているところが多く、お悔やみの情報で有ったり、入学式の案内で有ったり、住民に寄り添った放送を実施しており、視聴率もそれなりに獲得していると思う。
eo光チャンネルでは、何処よりもお客さまに近いチャンネルでありたいという想いはあるが、関西一円、広範囲のお客さまに対して近くというのはなかなか出来ていない。
まず、より多くのお客さまに出演いただこうということで、現在どれぐらいのお客さまに出演して頂いているかを調査し、その数を上げて行くことに取り組んで行こうと考えているところである。また、視聴してもらおうとすると、面白い、もしくはそれなりに著名な方に出演いただくバラエティー的な番組が必要だと思う、一方で視聴者の役に立つという情報番組も必要であると思っている。また、eoサービスの情報を提供する事も必要ということで、eoならこれと言うようなはっきりしたカラーを出しづらく、バランスを取りながら運営しているのが実情である。
■:会社全体のスローガンとしては、以前は“光をもっとあなたのそばに”という事でやっていたが、光ファイバーの普及も一段落したことで、最近では、“暮らし後押しeo”と言うことで、eoを使って豊かになっていただこうという事を全面に打ち出している。
また、暮らしアドバイザー制度といって、お客さまにeoをお勧めするときの資格なども作り、取り組んでいる。
○:お客さまに身近に、地域に密着というある程度の目的はできているということが分かった。
では、地域の状態はどのような状態かとか、お客さまは一括りの顧客なのか、個人の個客なのか、高齢者に絞ったお客さまなのか、若者なのかその辺りはどうなのか。
一つに絞るのは難しいと思うが。
■:テレビというマスメディアの特性から言うと、個人単位のターゲティング戦略は難しいが、ケーブルテレビの特性上、世帯主と契約いただくという事で、若者というのはメインターゲットからやや離れていると思う。
ファミリーの方、戸建てを購入されて、今から新生活を始められる30代以上の方がメインのターゲット。小さいお子様向けの番組も必要であるし、これから高齢化社会も進み、女性の独身世帯も増えていくことで、今度の世帯の構造の移り変わりも考慮して、作り方を変えていく必要があるとも思っている。
なお、インターネットが便利なのはレコメンドとして個別の出し分けが出来る。例えばインターネットをしていると楽天やアマゾンで閲覧したものが良く出てきたりする。あれこそがまさに個客に対しての出し分けである。そういう意味で、テレビとネットを上手く組み合わせて出し分けが活用できればと考えている。オンデマンド型の動画サービスでは、お客さまの好みに応じた動画ばかりをオススメも出来る。
弊社では “暮らしあと押しeo” というキャッチコピーでeoそのもののブランドビジョンを作っている。その中で、「一番声をかけやすく、一番頼られるeoになる。」という部分があり、お客さまの生活の中に入って行きたい。と宣言していて、その中のメディア部門として、生活に役立つような情報をもっと出して行きたいと考えている。ただ、そればかり出しているとクドくなる事も認識しており、まずは接点を広げるという意味で一方通行ではなく、更に視聴者が望む番組づくりをしていき、視聴機会を広げて行きたいと考えている。
○:「暮らしあと押し」という目的に対して、上位の番組はハマっているのか?
■:ブランドビジョンを設定したが、なかなか全部が全部ハマっているわけではない。浸透活動をして2年、大きな目標をに向けて道半ばであるが進んでいる。
○:関西の絶景という番組は番組表でいうと何処の枠で放送されているのか。
■:5分番組で番組の間に放送している。
○:eoで撮影しているのか。
■:そうである。
○:普段見られない角度からの撮影もあり良かったが、あの撮影は4Kなのか。
■:放送はHDにダウンコンバートしているが、収録は4Kである。
○:ドローンを扱う業者が中小乱立していて撮影費用が下がっており、飛ばせるエリアも狭くなって来ている。今のうちに数多く撮影しておいてはどうか。
■:今、市街地では基本飛ばせない。よって特別な許可を得て撮影している。
最近新たな4Kドローンを導入したため、撮影機会を増やしていこうと考えている。
■:本日いただいた貴重なご意見を踏まえ、今後番組の制作・編成を検討してきたい。

以上

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