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プレスリリース

News Release

HD(高精細)映像のダウンロード配信実験開始について
光ファイバーを活用したインターネット上での
ハイビジョン級映像のダウンロード配信を開始

2006年1月11日
株式会社ケイ・オプティコム
株式会社ジャパン・ウェーブ

 株式会社ケイ・オプティコム(取締役社長 田邉 忠夫/本社 大阪市北区)と、株式会社ジャパン・ウェーブ(代表取締役社長 岡本 明義/本社 大阪市西区)は、このたび共同で、光ファイバーを利用して、HD(ハイ・ディフィニション:高精細)※1映像を個人PC向けにダウンロード配信する実験を行うこととし、明日からモニターの募集を開始いたします。

 これは、HDの高精細映像を、ケイ・オプティコム独自の光ファイバーネットワークと、ジャパン・ウェーブが開発したDRM(デジタルライツマネージメント:著作権管理)技術の「J.W.ADEAS」を活用し、ユーザーのPCに短時間にダウンロードすることで、インターネットに常時接続することなく、いつでもどこでも高画質・大画面で、安定した視聴を可能にするものです。ケイ・オプティコムではeonetシアター/PCにおきまして、既にSD(スタンダード・ディフィニション:標準画質)コンテンツのダウンロード配信を行っておりますが、お客様にさらに高画質な画像でご視聴いただくことを目的に、本実験にて技術的な検証を行ってまいります。

 本実験は、ケイ・オプティコムの戸建向けFTTHサービス「eo光ネット(ホームタイプ)」の中からモニターを募り、3月末まで1,000名様を対象に行う予定です。ご視聴にあたりましては、コンテンツごとにご視聴料金を頂戴し、角川ヘラルド・ピクチャーズ提供の洋画のほか、連続ドラマ(初話のみ無料)、情景映像(無料)などのコンテンツ配信を予定しております。

 今後両社は、今回の実験による検証を踏まえ、インターネット上でのHD(高精細)映像のダウンロード配信という画期的な技術をサービス化するよう取り組んでまいりたいと考えております。


※1: HD(High Definition:ハイ・ディフィニション)とは、標準解像度であるSD(Standard Definition:スタンダード・ディフィニション)に対し、高精細・高画質を意味します。「SD」が有効走査線数の最大576本のインターレース(飛び越し走査)方式であるのに対し、「HD」には有効走査線数720本のプログレッシブ(順次走査)方式の720p、有効走査線数1080本のインターレース(飛び越し走査)方式の1080i、有効走査線数1080本のプログレッシブ(順次走査)方式の1080pの3種があります。また、SDが一般的に横:縦=4:3の画像を使うのに対し、HDでは16:9を使います。横長の画像で見ることにより、人間の視野角の落ち着きの良いところに映像が置かれることになり、窓を覗いている感じの4:3に比べて実際に外で景色を眺めているような感覚を味わえるのが16:9と言われています。今回実験において使用するHD映像はMicrosoft社のWindows Media Video9(VC1)コーデックを使用し、最大8Mbps・720−30P(画角:1,280×720・フレームレート:30・プログレッシブ)でエンコードした、ドラマや映画などです。


以 上

別紙:HD(高精細)映像ダウンロード配信実験の概要



<参考:各社の概要>
株式会社ケイ・オプティコム
(1)取締役社長

田邉 忠夫
(2)所 在 地

大阪市北区西天満5丁目14番10号(梅田UNビル)
(3)設立年月日

1988年(昭和63年)4月
(4)主な事業内容
電気通信事業法に基づく電気通信事業
有線テレビジョン放送法および有線電気通信法に基づく有線テレビジョン放送事業
電気通信および有線テレビジョン放送に関する機械器具および設備の設計、設置、販売、賃貸および保守管理
(6)U R L

http://www.k-opti.com

株式会社ジャパン・ウェーブ
(1)取締役社長

岡本 明義
(2)所 在 地

大阪市西区江戸堀1丁目9番1号
(3)設立年月日

平成12年7月
(4)主な事業内容

著作権保護技術開発
(6)U R L

http://www.japan-wave.co.jp


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