固定からモバイルまで、多様なネットワーク環境を活かしたソリューションサービス
デジタルサイネージ事業への参入に向けた実証実験を開始
〜回線から配信システム、端末までデジタルサイネージ環境を
一括提供する「ビジネスアシスト・サイネージ」〜
株式会社ケイ・オプティコム
株式会社ケイ・オプティコム(以下ケイ・オプティコム、代表取締役社長:藤野 隆雄/本社:大阪市北区)は、デジタルサイネージ事業の参入に向け、本日、中之島ダイビル(大阪市北区)1階に端末を設置し、実証実験を開始いたします。
1.背景と目的
ネットワーク型のデジタルサイネージ市場は、平成27年には、平成20年に比べ約4倍規模となる900億円近くまで拡大すると予測(※)されており、その成長性に注目が集まっています。
この市場の隆盛の中、ケイ・オプティコムは光ファイバーネットワークを中心とした情報通信サービスを提供する企業として、「ビジネスアシスト・サイネージ」をコンセプトとした、法人向け「プラットフォーム提供型」のデジタルサイネージの事業化に向け、実証実験を開始することといたしました。本実証実験では、固定回線からモバイル回線まで多様に展開するケイ・オプティコムの通信サービスを活かした、法人向けネットワークの付加価値ソリューションサービスとしての可能性を検証してまいります。また、デジタルサイネージの新たな活用を提案するサービスについても検討してまいります。
2.事業コンセプト「ビジネス・アシスト・サイネージ」の特長
ケイ・オプティコムは、法人向け「プラットフォーム提供型」のデジタルサイネージ事業のコンセプトを、「ビジネスアシスト・サイネージ」と銘打ち、関西一円に拡がるケイ・オプティコムの通信ネットワークを活用して、関西地域の活性化とさまざまなビジネスシーンに貢献する、デジタルサイネージビジネスソリューションの提供を目指してまいります。
- (1)「どこでも」端末を設置できる、多様なネットワーク環境
配信システムとデジタルサイネージ端末間の接続には、ケイ・オプティコムが関西一円に独自に展開する光ファイバー回線や公衆無線LANのほか、MVNOとして提供する3Gにも対応。屋内、屋外を問わず設置し、お客様のニーズに応じて最適な回線をご選択いただけます。 - (2)デジタルサイネージ環境を「まるごと」構築可能な「配信プラットフォーム」
通信回線や配信システムに加え、ご希望に応じて端末までを、ケイ・オプティコムが「配信プラットフォーム」としてご提供することで、デジタルサイネージ環境を一括で構築いただけます。 - (3)「簡単」・「簡易」に運用できる配信システム
コンテンツ作成から配信までの一連の作業が直感的に操作可能で、また、配信実績についてもWeb上で統合的に管理できる配信システムにより、デジタルサイネージの運用面における負担を軽減いたします。
3.中之島ダイビル1Fにおける実証実験の概要
ケイ・オプティコムは、本実証実験を通して、法人向け「プラットフォーム提供型」のデジタルサイネージ導入における運用負担の軽減の確認などを実施し、効果的なサービス提供のあり方と事業の受容性について検証してまいります。
実験期間 | 平成22年9月13日(月)〜平成22年度末(予定) |
---|---|
設置場所 | 大阪市北区中之島3丁目3番23号 中之島ダイビル1階 北側玄関、南側玄関(各1台) |
協力店舗 | 中之島ダイビル(ビル内テナント17店舗) |
実験内容 |
|
端末サイズ | H 1,936mm × W 863 mm× D 776 mm |
ディスプレイ | 高輝度46インチ縦型 |
配信コンテンツ |
|
4.今後の展開
ケイ・オプティコムでは今後、本実証実験に加え、自治体、商店街、オフィスビル、商業施設、大学などのさまざまな環境にて実証実験を展開し、来年度以降の事業化につなげてまいります。
また、法人向けソリューションサービスである「ビジネスアシスト・サイネージ」をベースとして、日々の暮らしに役立つ情報を提供し、街中(まちなか)にて生活者の暮らしや街の活性化をアシストする、「生活アシスト・サイネージ」への展開についても、その可能性を検討していく予定です。
- ※:出典「デジタルサイネージ市場総調査 2010」(富士キメラ総研)
以 上