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光ファイバーサービスの品質向上に向けた取り組みについて

お客様各位

平成18年9月29日
株式会社ケイ・オプティコム

弊社が提供しております光ファイバーサービスにおいて、大規模かつ長時間の障害を複数回発生させ(平成17年12月3日平成18年5月7日5月10日)、お客様に大変ご迷惑をおかけしましたことを改めて深くお詫び申し上げます。

弊社では、平成17年12月3日に大規模障害を起こしましたことを真摯に受けとめ、平成17年12月4日、社長をトップとする「光ファイバーサービス障害対策委員会」を設置しました。その中で、「障害発生の抑制」を第一とし、万一障害が発生した場合には、「影響範囲の極小化」と「迅速な復旧」に向けて取り組むことが、お客様から信頼を賜る最大の責務であると考え、設備信頼度の向上やネットワークの監視、保守体制の強化等の対策を検討、実施してまいりました。

また、平成18年5月7日と5月10日には、上記対策を講じている最中に大規模障害を再度発生させてしまい、改めて対策実施を加速させるとともに、新たな追加策も盛り込みました。

弊社が現在まで実施してまいりました各種対策について、下記の通り取りまとめましたので、ここにご報告申し上げますとともに、光ファイバーサービスの更なる品質向上に引き続き取り組んでまいります。

【具体的な取り組み】

1.開発体制の強化

  • 品質の高いネットワーク構築に向けて、ネットワークの開発機能を1つのチーム(技術開発チーム)に集約し、設計・開発からサービス提供まで一貫したネットワーク開発体制を構築するとともに、電話サービス専任のマネージャーを配置するなど、技術要員の増員も行いました。

2.設備信頼度の向上

  • 障害発生の抑制、障害発生時における影響範囲の極小化のため、下記の対策を実施しました。
  • 中継系および加入者系電話交換サーバを増設し、処理の分散化を行うとともに、音声自動応答装置の処理能力増強を行いました。(別紙1
  • eo光電話とeo光ネットの同時障害の防止を図るため、電話とインターネットのネットワーク(NW)分離をいたします。 なお、認証サーバにつきましては設備分離を完了しており、今後は中継網も分離していく予定です。
    ※中継網の分離は、平成19年8月に完了しております。(別紙2

3.監視システムの強化

  • サービス復旧時間の短縮化を図るため、異常の早期検知機能、ならびに障害部位の早期特定機能の強化を行いました。(別紙3

4.弊社保守体制ならびにメーカー連携の強化

  • サービス復旧時間の短縮化を図るため、当直要員の増員を行うとともに、「故障部位特定マニュアル」ならびに「障害発生に対する復旧操作マニュアル」の再整備を行いました。
  • 工事実施箇所とネットワーク運用箇所との連携強化のため、工事の実施にあたっては、役員を含めた工事評価会議を実施しております。
  • サービス品質の向上に向けて、メーカーとの定期的な情報交換会などにより連携強化にも努めてまいります。(別紙4

5.お客様への情報提供方法の改善

  • 障害の発生と復旧の際には、速やかに障害内容や復旧状況をホームページに掲載するとともに、弊社のホームページのトップ画面に、障害情報の掲載箇所へのテキストリンクをご用意いたしました。(別紙5
  • さらに平成18年10月以降、障害内容や復旧状況の情報を希望されるお客様に対して、予めご登録いただいた携帯電話へメールを送信するよう、準備を進めております。※平成18年10月10日より開始いたしました。(別紙6

弊社は、全社を挙げて「光ファイバーサービスの品質向上」に取り組むことはもちろんのこと、「お客様満足の向上を目指したCS活動の推進」も一層積極的に進め、より皆様から愛される「eo光サービス」を目指してまいる所存です。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

以 上

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